対話から生まれた「真のニーズ」と解決策
当初は、「フリーアドレス化」や「会議室の増設」といった機能面へのリクエストが中心でした。しかし、ヒアリングを重ねる中で、その奥にある「増員対応の難しさ」や「部署間のコミュニケーション不足」といった経営課題があることに着目しました。 解決のアプローチとして、各セクションの代表者が参加するワークショップを開催し、社員自らが課題解決を考えるプロセスを導入しました。トップダウンではなく現場の声を汲み上げることで、社長を含む全関係者のスムーズな合意形成を実現しています。
〈執務エリア〉全席モニター付きのフリーアドレスへ
「会社に来たくなるオフィス」を目指し、明るく開放的なワークスペースへと刷新しました。
従来の画一的な固定席を見直し、業務特性に応じた一部の席を除いて、部署を超えた連携を促すフリーアドレス制を導入しました。
すべての座席にモニターを完備することで、業務効率を大幅に向上させています。視覚的にもノイズの少ない、広々としたスマートな執務空間を実現しました。
〈集中ブース〉「一人」の時間も大切にする、3つの選択肢
コミュニケーションの活性化だけでなく、「集中して作業したい」という社員の声にも応えました。Web会議に最適な「フルクローズ型」、適度な籠もり感のある「ソファブース」、そして窓に向かい周囲の視線を気にせず作業に没頭できる「ソロワーク席」の3種類を用意。業務の機密性や集中度合いに合わせて社員が自ら働く場所を選べる環境が、生産性の向上を支えています。
〈コミュニケーションエリア〉偶発的な出会いが、組織の壁を溶かす
執務エリアのすぐ側に、立ち話や気軽なミーティングができるコミュニケーションエリアを新設しました。コーヒーを片手に自然と人が集まるこの場所は、部署の垣根を超えた交流の場となっています。これまでは接点のなかったメンバー同士の会話や、意外な組み合わせでの交流が日常的に見られるようになり、組織に新たな活力を生み出しています。
〈天吊りモニター〉「探す時間」をなくし、コミュニケーションを加速
3連の天吊りモニターには在席アプリの情報を常に表示し、全社員の動きをリアルタイムで可視化しています。相手が社内にいるのか、外出中なのかが瞬時に判断できるため、アクションに迷うことがありません。デジタルツールと空間を融合させ、スマートな働き方を実現する情報ステーションです。